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舞台設定 ー 坂之上町というところ

さかのうえちょう

坂之上町

元々山だったところを切り開きできた町。

山の名残といえる急勾配な坂道が多く、それが町名の由来。

まだ坂之上町には多くの森林が残っているが、坂を下った坂之下町は新興住宅地になっている。

 

さかのうえがくえんこうとうがっこう

坂之上学園高等学校

私立の男子校。
個性豊かな生徒と先生がいる。山の斜面にあるので通学が

面倒だが、とても良い環境の学校である。

 ろーそそ

ローソソ

学校の近くなので文具も充実のコンビニ。休憩ブースも完備。

チェーン店らしいが坂之上以外では見かけない。

からあげサマがイチオシし商品。

よみがえりのさと

黄泉がえりの里

老人デイサービスセンター。

景色の良い山の木々に囲まれた立地で人気。

送迎も有り、訪問介護なども行っている。孝志がバイトをしている。

さかのうえしんりんこうえん

坂之上森林公園

何度来ても迷う、魔の森林公園。
坂を利用した長い滑り台など遊具は充実。遊歩道なども完備。

廃屋を住み家にしているカラスの糞が遊具に付くと苦情殺到中。

さかのうえじんじゃ

坂之上神社

正式名称は「坂之上子守神社」

子供を守る神様が奉られている。御籤や御守を常時販売している。

あぱーと・まんしょん

アパート・マンション

アパートは内藤在住の二階建て築45年。

マンションは坂之下の新興住宅地とともに出来た防犯・耐震対策

バッチリの新築。香美在住。

はいおく(きゅうこんやしき)

廃屋(旧魂屋敷)

大きな屋敷の廃墟。人と神が一緒に暮らしていた昔に最上級死神が住んでいた屋敷。

現在は死神達の出入り口。

小学生達はその佇まいから「ヤクザ屋敷」と呼ぶ。

もん

人と死神の住処を分断するために作られた大門。

普段は堅く閉じられており、小さい出入り口より出入りする。

鴉と鷺が門番をしている。

こんやしき

魂屋敷

最上級、上級血統の死神が住み、職務地としている

場所の総称。魄や魃ら頭領一族が取り仕切っている。

ここは人の世界に近いこともあり、かなり現代的な生活ができる。

かごのや

籠ノ屋

陰町きっての老舗。

三階建てで、下から梅の間、竹の間、松の間と名前がついている。

梅では料理のみを、竹では男の子とお喋りを、松では男娼と

一夜を共にできるといったシステム。

さかのした
坂之下

土地名の通り坂の下にある地区。平地で新興住宅地。電車の駅もあり、ちょっとしたショッピングモール、商店街など娯楽施設も多い。
坂之下女子学園高等学校がある。教会が多い。

 

しにがみのせかい

死神の世界?

坂之上の人と神は共に生き、人は神を神は人を敬い尊いできた。神も人の魂を司る神として人々から崇められお互い魂を

重んじて生きていたが、時代が進むと人は神の存在を恐れ否定するようになる。

そして人と神の争いが起き、繋がっていた二つの世界は大きな門で閉ざされ、分断してしまう。

森林から奥地は未開の地となっており、みえない境界が敷かれている。そこには現代の文明から取り残された人々が数多く住んでいる。

死神とは後々名づけられたもので、別に人の魂を獲って食うとかそんな悪いやつではない。

 

こんやしき

魂屋敷

人の魂や寿命を管理・整理するための人々「死神」が住居・職務地としている場所。

未だに血統や一族などの縛りが強い。階級制の世界である。

女人屋敷は女性のみが暮らしている。ここに住む人々は人間の住む場所への行き来が許可されている

門に近くなればなるほどと現代的な生活に近くなり、インターネットなどもできるようになってきている。

 

ひのまち

陽町

この世界での繁華街であり住宅地。病院から学校(塾)まで生活に必要な施設が揃っている。

坂上では現代的な洋服、化粧品なども仕入れられている。昭和中期~後期のような町並みで懐かしさを感じさせる。

坂下は陰町に近く、芸者むけのエステや衣装屋が多く怪しい店も多い。ヤブ医者問題が深刻だとか・・・。

陰町よりも坂下の方が治安が悪い。

 

 

かげまち

陰町

花街。三つの通りに分かれており、それぞれ夢幻通り、花大通り、桃源通りと名付けられている。

閉鎖されたこの土地の中でも一番古い町並みを残している。

現代的な生活用品などは陽町から仕入れられている。売れ筋は化粧品。

各通りで店の代表が集まり定例会議などもあり、陽町よりしっかりとした管理がなされている。

 

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